分別 生産流通管理
発酵食品学で有名な 小泉武夫 先生の援助である発酵食品学を読んでみた。 基本的な発酵や発酵調味料や発酵食材について 詳細に編まれているわけですが、 その中で、味噌の所生産について 遺伝子組み換え大豆についての以下の 記述。
“ なお、栽培生産流通加工などの過程で遺伝子組み換え大豆と非遺伝子組み換え大豆が混ざらないよう管理する手段として「分別生産流通管理(IPハンドリング)が行われている。 これは「生産、流通、及び加工の各段階で善良なる管理者の注意をもって分別管理し、その旨を証明する書類によって明確にした管理の方法」と定められておりこれが適正に実施されることが必要である”
文末の ”適正に実施されることが必要である” という所が肝の様で、
遺伝子組み換え農産物についてはweb 上で 様々な情報が飛び交っていて今ここでは触れませんが、
携わる人間の良心に任されついるという所がなかなか微妙な表現で、 食べ物の話 なのにこんなぼんやりしていいのかしらんとは思います。
私たちは実際のスーパーなどの売り場で 意識して気をつけていたとしても、 完全にそれを取り除くことは不可能なんだろうなーとは思います。
ただし今の世の中 、コストは別として、正しい生産者から直接購入できる時代ではあるのは希望かと思います。
以下参考までに。
http://www.taiyo-bussan.co.jp/japanese/outline/daizu/Q&A6.htm
- 作者: 小泉武夫
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