トンネルの向こう側。
美濃市に用事を済ませた後、
通り道だったので実家に行った のですが。
実家は「藤よし」という食堂です。
小学生の頃、ラジオ体操に行っていた。 (と言っても遅刻ばかりでしたが。)
神社の近くの 山肌に
大きなトンネルと、 近くを流れる川を跨ぐ大きな橋梁ができていました。
東海環状自動車道です。
開発の是非については何事も両面ありますので、
何とも言えませんが、なんとも複雑な気持ちです。
その神社から2キロ行った先に どうやらインターができるようですが。
3 つの事が頭を浮かびました。
一つはインフラの改善によって やりようによっては人を呼び込めること。
二つ目は逆に更に人口流出、過疎化が進むこと。
三つ目はインターの開設によって
交通の流れが全く変わるので、 私の実家も何らかの 手を打たなければならないだろうなということ。
よくある話ですが、
交通インフラ整備によって、「環境依存型」の飲食店は、一気にひっくり返されます。
色々つらつら考えていましたが、生き残るためには、多分きっと
・なんらかのそこでしか体験できないニッチかオンリーワン戦略。
・地域に根差したプラットホームまたはコミュニティ型になるか。
・全く違う業態、マーケットに飛び込む変態型になるか。
そんな事を考えながら、
ファミーパーク近くの工場現場の山肌に、
そこに住んで居ない癖に切なくなる、
自分の我が儘、傲慢さを感じながら帰りました。
トンネルの 先の未来をどう捉え、どうしていくかは、 人それぞれ。
自分はどう決断していくのかを しっかり考えたいと思っています。